2017/10/13
実は一番避けるべき!? ついやりがちな毛抜きを使ったムダ毛処理
この記事は約2分57秒で読めます
自宅でのムダ毛処理法はさまざまですが、毛抜き(ピンセット)を使っている、あるいは使ったことのある女性は多いのではないでしょうか。毛根ごと抜いてしまえばしばらく生えてこないため、カミソリ処理に比べると処理頻度は少なくて済みますが、そこには思わぬデメリットも。
そこで今回は毛抜きを使ったムダ毛の処理について、新宿クレアクリニックの上浦典子先生に伺いました。
そこで今回は毛抜きを使ったムダ毛の処理について、新宿クレアクリニックの上浦典子先生に伺いました。
メリット・デメリット
−まず毛抜きを使った処理のメリット・デメリットとは何でしょうか?
「メリットは、カミソリや除毛クリームといった方法と異なり、毛を毛根から抜いてしまうため、抜いたときに剃るよりも綺麗に見えるというところです。でも一方で、これはデメリットにもつながることです。無理矢理毛を引っ張ることで毛穴が広がってしまい、肌を傷つけるので、毛抜きを使った処理は最もお肌に良くない方法とも言えます」
「メリットは、カミソリや除毛クリームといった方法と異なり、毛を毛根から抜いてしまうため、抜いたときに剃るよりも綺麗に見えるというところです。でも一方で、これはデメリットにもつながることです。無理矢理毛を引っ張ることで毛穴が広がってしまい、肌を傷つけるので、毛抜きを使った処理は最もお肌に良くない方法とも言えます」
毛抜き処理の肌トラブル
−毛抜きを使ったムダ毛処理ではどんな肌トラブルが起きやすいのでしょうか?
「長年抜いていると毛穴の部分だけ色素沈着を起こしてしまい、逆に黒いポツポツが目立つようになってしまうという方が多いです。また、毛抜き処理は毛が肌の内部で伸びてしまう埋没毛の原因に最もなりやすいので、できれば控えていただきたい自己処理法です」
「長年抜いていると毛穴の部分だけ色素沈着を起こしてしまい、逆に黒いポツポツが目立つようになってしまうという方が多いです。また、毛抜き処理は毛が肌の内部で伸びてしまう埋没毛の原因に最もなりやすいので、できれば控えていただきたい自己処理法です」
色素沈着
毛を抜く際の毛穴内部に与える刺激によって作られるメラニン色素。毛抜きを長く繰り返すと、その刺激の度に作られるメラニン色素がその部分に沈着してしまうことから起こる肌トラブルです。
埋没毛
毛抜きで毛を引き抜く際、毛穴を傷つけられた肌はかさぶたを作ろうと毛穴を皮膚で覆い、塞いでしまいます。これによって皮膚の表面に出るはずの毛が内部に埋もれたまま成長してしまいます。また抜く途中で毛が切れてしまうと、切れた毛が毛穴の内部にひっかかり、そのまま別の方向に伸びてしまうことでも起こります。
info
協力:上浦典子先生(新宿クレアクリニック)
聖マリアンナ医科大学医学部卒業。聖マリアンナ医科大学病院に勤務した後、2012年4月より新宿クレアクリニック勤務。現在、新宿クレアクリニック渋谷院院長。
【新宿クレアクリニック】
美容業界に携わった経験のあるスタッフが女性のために立ち上げた医療レーザー脱毛のクリニック。豊富な知識と経験を元に、脱毛だけでなく美容の側面からも手厚くサポートする。
公式HP:http://clair-clinic.com/
【新宿クレアクリニック】
美容業界に携わった経験のあるスタッフが女性のために立ち上げた医療レーザー脱毛のクリニック。豊富な知識と経験を元に、脱毛だけでなく美容の側面からも手厚くサポートする。
公式HP:http://clair-clinic.com/
このように、毛抜きを使った処理法は一見きれいな仕上がりに見えても、実は肌を犠牲にしているという矛盾した方法。「毛はなくなったけど肌は見せられない」なんてことにならないよう、もしどうしても毛抜きを使う場合は、肌を清潔に保つよう注意し、冷たいタオルや氷で冷やして沈静化するといったアフターケアを徹底しましょう。
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