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2017/11/03

埋もれてしまった毛は◯◯するのがベスト! 肌トラブルの対処法「埋没毛編」

この記事は約2分43秒で読めます
自分が気になったときに手早く処理できるとあって、日々のムダ毛処理を自宅で行う人は多いですよね。でも間違った処理をしていると肌トラブルを引き起こしてしまうことも…。そこで今回はムダ毛処理における肌トラブルの一つ「埋没毛」の正しい対処法について、新宿クレアクリニックの上浦典子先生に伺いました。

埋没毛が起きる理由は大きく2つ

原因1
カミソリや毛抜きによる自己処理で肌を傷つけてしまうと皮膚は「肌が怪我をした」と思い込み、かさぶたを作ります。これによってかさぶたが毛穴を覆ってしまい、生えてきた毛が外に出られなくなることで埋没してします。

原因2
抜いている最中に毛が切れて皮膚の内部に留まってしまうと、尖った毛の先端が毛穴以外の皮膚にひっかかり、そのまま潜り込みながら伸びてしまうことで埋没してしまいます。

埋没毛は放置がベスト

−埋没毛が起きてしまったときはどう対処すればよいのでしょうか?

「自分で処理できる場合は処理しても構わないのですが、皮膚の内部に埋まってしまっている毛を自分で取ろうとすると、かえって肌を傷つけてしまったり、しっかり抜けきれないともっと深いところで埋没したりしてしまうので、本来はそのまま放っておくのがおすすめです」

ターンオーバーの力できれいな肌に

−埋没毛はそのまま放っておくとどうなるのでしょうか?

「人の肌は、新しい細胞が表面に押し上げられるとともに、古い皮膚が角質となって剥がれ落ちる、ということを一定のサイクルで繰り返します。これを『ターンオーバー』と呼ぶのですが、ターンオーバーを繰り返すことで徐々に埋没していた毛も表面に出てくるので、自然と抜け落ちるのです。埋没毛を放置していても肌に影響はないので、しばらく我慢強く待つことできれいな肌に戻すことができます」
info
協力:上浦典子先生(新宿クレアクリニック)
聖マリアンナ医科大学医学部卒業。聖マリアンナ医科大学病院に勤務した後、2012年4月より新宿クレアクリニック勤務。現在、新宿クレアクリニック渋谷院院長。

【新宿クレアクリニック】
美容業界に携わった経験のあるスタッフが女性のために立ち上げた医療レーザー脱毛のクリニック。豊富な知識と経験を元に、脱毛だけでなく美容の側面からも手厚くサポートする。
公式HP:http://clair-clinic.com/
見た目が気になるとはいえ、消毒した針などで抜きだそうとするのは化膿や炎症の元に。本来のきれいな肌を取り戻すためにも、埋没毛が起こった際は無理に取り除くのではなく、肌が持つ本来の力に任せるようにしましょう。