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2017/11/26

手軽だけど危険? 【家庭用脱毛器のリスク】

手軽だけど危険? 【家庭用脱毛器のリスク】

気軽に使えてコストも押さえられると人気の「家庭用脱毛器」。オシャレな服を着こなしたいのに、ムダ毛に悩んでいる人には心強い味方かもしれませんね。しかしそれは手軽な反面、さまざまなデメリットやリスクも存在しています。
ここでは家庭用脱毛器の危険性について、ご紹介いたします。

家庭用脱毛器のデメリットやリスクとは

≪脱毛に時間がかかる≫
家庭用脱毛器は素人でも使える機器のため、医療用よりもパワーが劣ります。
たとえばレーザー脱毛器であれば、医療用と比べて熱エネルギーが半分ほどの弱いものとなるでしょう。そのため、脱毛に時間がかかり満足な効果を得ることも難しくなります。
使用が面倒になって、せっかく買った家庭用脱毛器がお蔵入り…という話も少なくありません。

手が届かない場所は難しい

背中など、手が届きにくい箇所ほどしっかり脱毛しておきたいものです。
しかしセルフの場合、手が届かない場所の脱毛は困難を極め、無理やり自分でやろうとしても上手くいかなかったり、火傷をしてしまう危険性があります。
そうなると、家族や友人などに手伝ってもらう必要があり、余計な手間がかかってしまうでしょう。

火傷や肌トラブル

レーザー光線はメラニン色素に吸収され、毛根に熱を伝えることで脱毛を可能にします。
しかし、毛以外のメラニン色素にも反応してしまうため、ホクロやシミなどに照射すると火傷をする恐れも生じてしまいます。
医療機関では熟練者が行うため、そのような危険はありませんが、家庭でやる場合は注意が必要になるでしょう。
また脱毛力を上げようとして、レーザーやフラッシュの出力を上げると、火傷を負う可能性があります。さらに火傷は色素沈着などの思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう危険性もあります。

失明の危険性

なによりも一番注意しなくてはいけないのが失明の可能性です。レーザー光線は目に当たると目にダメージを与え、最悪の場合失明してしまうかもしれないのです。
医療脱毛では医師が細心の注意を図りつつ施術が行われますが、家庭用脱毛器で行う場合は自分で気をつけるしかなく、いつ思いもよらないトラブルが起こりかねません。
特に、ハイハイしている赤ちゃんや、遊びまわっているお子さんがいるご家庭では、一層の注意が必要になります。自分ではなく、家族が何かのアクシデントを起こさないよう注意してください。

機械の故障のリスク

家庭用脱毛器は機械ですから、壊れた時のリスクも考えておかなくてはなりません。
購入時には、あらかじめ部品の交換や修理にいくらかかるか知っておくことが大切です。
医療機関による脱毛に比べると、家庭用脱毛器が安価であることに違いはありませんが、永遠に使えるわけではないと考えると、意外と高い買い物と言えるでしょう。
手軽だけど危険? 【家庭用脱毛器のリスク】

このように家庭用脱毛器には、さまざまなリスクが存在しています。
価格も手頃で、自分の手の空いたときに脱毛できる家庭用脱毛器は、とても便利なものですが、肌のことを考えて安全かつ確実に脱毛したいのでしたら、専門家による医療脱毛をおすすめします。