ミランダ・カーを発端にセレブが夢中になる「コンブチャ」、その意外な正体とは？

2017/09/17

ミランダ・カーを発端にセレブが夢中になる「コンブチャ」、その意外な正体とは？

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スムージーブームやコールドプレスジュースなど、美容ドリンクブームが続く昨今ですが、実は数年前からアメリカ西海岸で美意識の高いセレブたちが夢中になり、年々売り上げを上げているドリンクがあるのをご存知でしょうか。その名も「コンブチャ」。日本人ならなんとなく耳馴染みのあるフレーズですが、その正体とは一体どんなものなのか、ご紹介します。

コンブチャの正体

日本でも人気の高いモデルのミランダ・カーが愛飲ドリンクとして挙げたことでアメリカでは一躍大ブームとなっているコンブチャ（Kombucha）。日本人としてはつい昆布茶をイメージしてしまいますが、実は全くの別物。今海外でブームを巻き起こしているコンブチャとは、日本でも1970年代後半に流行した「紅茶キノコ」のことなのです。

紅茶キノコ

紅茶キノコとは、紅茶や緑茶にゲル状の種菌と砂糖を入れて発酵させて作る飲み物のこと。紅茶に浮かべた種菌が大きく育ったものがキノコのように見えることから紅茶キノコと呼ばれています。また、なぜそれがアメリカでは「コンブチャ」なのかというと、韓国では菌の事をコム（KOM）と発音し、アメリカ西海岸に入ってくるコンブチャが韓国経由であることから、菌のお茶＝コンブチャと呼ばれるようになったと言われています。

気になる美容効果

ポリフェノールを多く含むため抗酸化作用があるほか、消化促進、デトックス、免疫力アップに効果的。新陳代謝を活発にし、体をアルカリ体質にすることで病気に強い身体を作ることができます。アンチエイジングに最適です。気になる味はというと、甘い紅茶を発酵させたドリンクなのでビネガードリンクのような甘酸っぱさがあります。

自家製コンブチャも可能

アメリカでは専門店もあるほど一般化しているコンブチャですが、実は自宅で作ることが可能です。主な方法としては自家製ヨーグルト作りのように、菌の元となるマザー株を既に持っている人からお裾分けしてもらう、あるいは通販サイトでマザー株を購入して自分で培養させることで、自家製コンブチャができあがります。

このほか常温で一定期間の保存ができる缶タイプのコンブチャも人気。緑茶やジャスミン茶、フルーツフレーバーのものまで登場しているので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。