会社で働いているとき。女友達と出かけるとき。彼とデートをするとき。どんなときも人前を意識してきちんとメイクをしているからこそ、すっぴんになることにためらいが出てしまう。それに肌の健康のためには「メイクをしたまま寝てはいけない」とよく言われますよね。

しかしそんな常識を覆したのが寝化粧。ただ「化粧」とはいえ、普段のような色をのせるメイクとは異なる点があります。それは、保湿成分のある肌にやさしい専用パウダーで、すっぴん肌の毛穴の目立ちや黒ずみ、テカリ、くすみなどを抑え、目立たせなくするための美容法であること。つまりスキンケアの一環なのです。

実際に寝化粧に適したフェイスパウダーも数多く発売されていますが、手持ちのベビーパウダーでも代用は可能。パウダーが皮脂と馴染み、しっとりとした肌触りになります。

とはいえ、寝化粧のポイントはあくまでも、綺麗なすっぴんを作ること。パウダーを顔全体にまんべんなくのせると眉や髪の生え際が白く浮いてしまったり、気付かないうちにのせすぎて顔が真っ白になってしまうことも。気になるところを重点的にカバーするような使い方がおすすめです。