いつもと違う自分に変身すれば、きっといつもと違うきっかけや出会いが訪れる。

「キレイになりたい」「可愛くなりたい」女の子の悩みは尽きないけれど、プロにかかればどんなわがままだって叶えてくれるはず！
みなさんが抱えるそんなお悩みを、プロのヘアメイクアーティストとして活躍する岩下倫之さんに、解決してもらいましょう。

今回、編集部に連絡をくれたのは「さゆり」さん。

昔からダンスをやっていたというさゆりさん。専門学校を卒業後は、某プロ野球チームのチアリーダーを経験し、今ではダンスの先生として働く傍ら、ダンスイベントの参加やアーティストのPV出演など、多方面で活躍しているそうです。

岩下：こんにちは。今日はよろしくお願いします。さっそくですが、どういったお悩みをお持ちですか？

さゆり：雑誌などを見てはいるのですが、ちゃんとしたメイクの仕方がわからなくて、いつも自己流でささっと済ましてしまうんです……。

岩下：そうですか……せっかくメイク映えしそうなお顔立ちなのに、それを活かさないのはもったいない！
今日は、「中村アンさん風ヘアメイク」を目指しましょう！　チアリーダーをやっていた経歴も一緒ですし、流行りのかき上げヘアーとヘルシーで大人っぽいメイクがきっとハマるはずです！

カウンセリングが終われば、さっそく施術開始です！

ポイント1：いつもよりオーバーにアイラインを引く

岩下：自分でメイクをするときは、鏡との距離が近いのでどうしてもこぢんまりとしたアイラインを引いてしまいがちなんです。
だけど人に顔を見られる時は、大体数メートル先から見られる事が多いですよね。自分が思っているよりももっと太く、大胆にアイラインを引いても違和感がないんです。意外かもしれませんが、「顔の印象がはっきりしない」などとお悩みの女性はぜひ、試してみてほしいですね。

岩下：思い切っていつもより少し太めに引いてみましょう。
失敗したりイメージと違ったりした場合は、また描き直せばいいんです。なにかを変えたければ、いつもと違うことをしなければ何も変わりませんので。

ポイント2：アイシャドーはいつもより大人っぽい濃いめのダークカラーを

アイラインを引き終わったら、そこにシャドーを入れていきます。ダークカラーをチョイスして、よりオトナの印象を演出しましょう。

ポイント3：下唇の境界線をはっきりさせる

岩下：下唇って、唇と肌の境目があいまいになってることが多いんです。ここをコンシーラーやファンデーションで隠してあげると、はっきりとした唇の印象に仕上げることができます。

写真はシャドーと唇を調整する前後の比較です。はっきりとした印象になっているのがおわかりいただけるでしょうか？

さて、ヘアーには根本からアイロンでカールを付けて、ふわっとしたスタイルに。

岩下：細めのアイロンでしっかり巻くと、アレンジしたときにフワフワ感が出ます。お顔のラインも綺麗な方ですので、サイドにヘアーを持ってくることで、より印象を変えてみましょう！

そして完成！

岩下：もともとがいい素材ですので、ネガティブなポイントを隠すメイクはあまり必要ないんですよね。だったら思い切って、服を着替えるように雰囲気を変えるのを楽しんでみてもいいのではないでしょうか！

岩下：世の中って割と固定概念に支配されているので、「こんな服着れない！」なんて思っていても、いざ着てみると「あれ？　意外と似合ってるじゃん！」と思えることもあるんです。

たしかに、できないと思っていることでも、実際に一歩を踏み出してやってみると、できてしまったりしますよね。アイラインを長く引いてみるとか、髪の毛をしっかり目に巻いてみるとか、、そんなあと一歩で新しい自分に出会えるのかもしれません。

メイクなんて、本当はたった数ミリの変化。でも、それでドキドキしながら街に出かけることができたり、好きな人に「あれ？　なんか変わったね？」って気付いてもらえたりしたら、きっとテンションも上がるはず。そういうウキウキをいつまでも持ち続けていたいですね。

【撮影協力】
ALFALAN

住所：東京都港区北青山３-13-12　オムニクォーター2F
TEL：03-6450-6583
営業時間：平日11:00～21:00　土・日・祝10:00～20:00
定休日：火曜日・第3月曜日