日本と海外のファッションの大きな違いって、なんだと思いますか？　答えは重ね着テクニックに代表される、コーディネートのアイテム数です！　実は、日本人の方が足元までしっかり気を使っているんです。わたしはロンドンに留学経験があるのですが、帰国して気づいたことは日本人は靴下が大好きだということ。

靴下屋、Tabio、tutuanna、渋谷109のぽこ・あ・ぽこ、原宿のアバンギャルド、アンティパストなど、多くの履物ショップやブランドがある日本のレッグウウェアカルチャーは、世界的に見てもとてもおもしろい！

そもそも、おしゃれな人とおしゃれにまったく興味がない人が二極化してしまった海外よりも、総じて日本人はおしゃれなんです。

とはいえ、流行は待ってはくれませんから、いくら日本人女性が靴下を用いた足元のおしゃれ偏差値が高いと言っても、なかなか悩みは尽きません。そこで、あなたの足元をさらにおしゃれに底上げすべく、今日は靴下×足元コーデのハウツーをご紹介します。

万能カラー、白黒グレーの靴下はあえてカラフルなスニーカーに

どんなアイテムにも合って、使いやすいのが白黒グレー。みなさんも引き出しの中に1足や2足はあるのではないでしょうか。デニムに合わせたり、同じような白黒のお洋服のときに履いたりすれば納まりがいいし、大人っぽく見えるでしょう。

でも、せっかくの万能カラーですから、靴を派手目にしてみるのもあり！　スニーカートレンドに乗っかって、カラフルなお気に入りの一点をゲットしたら、白黒グレーでコーディネート。スタイリングの幅が広がって、おしゃれ度アップは間違いなし。道行く人の視線をあなたの足元に集めましょう！

シースルーとラメの靴下はマストハブ

おしゃれ感度の高い人たちがこぞって愛用しているシースルーの靴下。いい具合に存在感を消すことができるので、色々な服との相性が抜群！　また、ラメの靴下も質感に変化が出て素敵になります。

素材感を活かして異素材ミックスコーデにしたり、重ね履きしてシースルーの中に色の靴下を透けさせたりと、バリエーション豊かに遊べます。ちょっとスポーティなテイストの靴とも相性抜群です。

パステルカラーの靴下を黒コーデのアクセントに

パステルカラーの靴下を合わせるなら、断然黒コーデがおすすめです！　どうしても強めの印象になってしまうオールブラックコーデですが、足元にパステルカラーが入るとぐんとフェミニン度が増して、逆に女性らしさが際立ちます。

これで大人かっこいい女子のコーデが完成！　ですが、靴はあえてマニッシュな革靴やハンサムなタイプのものにすると、さらにパステルのフェミニン要素が活きてくるでしょう。

ためらわないで！柄物の靴下は手を出したもの勝ち

「派手な柄は勇気がいるから」なんてためらっているそこのあなた！　騙されたと思って、ぜひ一足用意してみてください。勇気がいるのは最初だけで、慣れてしまえば意外と抵抗なく履けるものです。

柄物に抵抗がなくなれば、足元おしゃれのネクストステージの幕開けです。アクセントとしてシンプルコーデに合わせても◎、柄on柄も◎、左右違う柄も◎、なんでもあり！　これであなたも足元コーデマスター！

おしゃれさんか、無難ちゃんか、ちょっとダサ子か。足元はからだの10分の1くらいの割合だけど、実はその1割が全体の印象を左右する重要なポイントです。

こんなに靴下でおしゃれを楽しむ環境が整った日本にいるのに、それを楽しまないなんてもったいないですよね。
オリンピックの東京開催に備えて、日本の女性の足元をもっともっとおしゃれにして、日本人女性のおしゃれさを世界に知らしめましょう！