はあちゅう〜オンナの「決断」メソッド〜【lampインタビュー】
魔法のランプがなくても、神様にお願いしなくても、願いは自分で叶えられる!
このコーナーでは、様々なジャンルで活躍する方たちに自身の“夢を叶える方法”についてお伺いします。
今回お話を聞くのは、電通・トレンダーズを経て最近フリーとしての活動を始めたブロガー・作家のはあちゅうこと伊藤春香さん。
今まさにネクストステージへと一歩踏み出したはあちゅうさん。これまでも、足を止めること無く自分の夢に向かって進み続けてきたはあちゅうさんの原動力はどこにあるのでしょうか。
−−まず、文章を書くということに興味を持ったきっかけを教えて下さい
はあちゅう(以下は) 元々は、文字が読めるか読めないかくらい小さい頃から本が大好きだったんです。特に意識するでもなく、本を書く人になるんだと思っていました。でも、一番は大好きな林真理子さんに大きく影響されていますね。たとえば、地方出身者と帰国子女の心境って意外と似ていると思うんですよ。当時シンガポールに住んでいたわたしは日本の雑誌を読んでは、強い羨望感を抱いていました。「いつか東京に出て活躍したい」と思っていたので、林さんのような「地方出身者が本を書いて賞を取って有名になる」という姿にとても憧れました。それからは、どんな情報を見ても「わたしは作家になるために生まれてきたんだ」なんて思ってました。もはや刷り込みですよね(笑)でも、そのおかげで小さい頃からのコンプレックスをプラスに捉えられるようになったんですよ。
−−と、いいますと?
は 林さんが著書の中で、「指が短い人はペンが握りやすいから作家の手だ」とおっしゃっていて。それを見ても「やっぱりわたしは作家になる為に生まれてきたんだ」なんて思っていました。
−−なるほど。わたしも手が小さくて指が短いのがコンプレックスなのですが、ちょっと安心しました。(笑)
嫌なことも失敗も人生におけるすべての要素を無駄にしない
−−端から見ていると、はあちゅうさんはとてもアグレッシブな人だという印象なのですが、その原動力はどこからきているのでしょうか
は わたし、自分の人生を自分にとっての最高傑作に変えたいんです。
−−最高傑作……ですか?
は 大学に入るまでのわたしは、自分の人生をすごく否定的に見ていたんです。だけど、それを70〜80歳まで続けていくのか想像した時に、そんなんじゃ最悪な人生になってしまう! と気付いて。それから、自分に言い訳をしないと決めました。「頑張りたいけど頑張れない」っていうのは自分に甘えを許している証拠ですよね。その甘えを許しているうちは、人生を変えることなんて出来ないし、自分が頑張らないと人生のリターンって無いんですよ。そのためには、言い訳を断って、やりたいことはやってみる。やらないで後悔するくらいならやってみて後悔する方がずっといいと思います。やってみた後の失敗や後悔は忘れるか、笑い話にしてしまえばブログやコラムのネタにもなりますしね。嫌なことも失敗も人生におけるすべての要素を無駄にしない生き方の作家になりたいな、って思いますね。
大事なのは決断すること
−−一歩踏み出すために必要なことはなんでしょう?
は まず、わたしは何かを決断するときに誰にも相談しません。決断しなきゃいけないことを誰かに相談すると、その人のせいにしてしまう可能性があるじゃないですか。「あの時あの人がこう言ったからこうしたのに」って。それに、相談したい「誰か」を想像した時点で、その人がどういった答えをくれるのかある程度予測できると思うんです。それが背中を押してくれそうな人なのか、引き止めてくれる人なのか、それが自分の中の答えだと思うので。
あと、わたしは「やろう!」と思ったときにまずは動いてみますね。あれこれと悩んでいたら、やらない言い訳を見つけるだけなので、そういった思い切りの良さが大事だと思いますよ。
仕事に関してもそうで、この仕事はキャパオーバーだな、と思ってもまずはどうしたらこなせるかを考えてみます。そこで受けられない、って思ってしまったら次のチャンスに繋げられなくなってしまうので、どうやったらその状況を解決出来るか考えることが、人生とちゃんと向き合う、ってことだと思いますね。努力する、ってそういうことだと思います。
−−その為には、決断が必要だということですね
は そうですね。自分を夢から遠ざけるような関係は断つ、という勇気と決断が大事だと思います。一緒にいても愚痴しか出ないような人間関係はだめですよね。それだったら、もっと前向きな話や夢を語り会える友だちと一緒にいるべきだと思います。
背中を押してくれる友だちや信じてくれる家族や恋人がいると「その人たちにかっこいい姿を見せたい」って気持ちで背筋が伸びると思うんです。周りをそういった前向きな人たちで固めていくと、自分の引っ込みが着かなくなるので、環境を変えるって言うのはすごくオススメですよ。
断ち切るには勇気が必要ですけど、数年後には今いる場所に来て良かったって思えるから気にもならないと思います、安心して下さい。
−−では最後に、はあちゅうさんの夢を教えて下さい
は “賞を取る”とか、“100万部を超えるベストセラー”っていうのは、作家として暮らしていきたいので目標の一つではあるんですけど……まだ小説も書いてないのにそういうこと言うのって、恥ずかしいじゃないですか。(笑)だから恥ずかしいので、あまり言っていません。
以前は、海外をふらふらしながら場所を選ばずに仕事をするスタイルが憧れだったんですけど、そうでもなくなりましたね。今は、すごく東京から離れたくない気持ちでいっぱいです。執筆仕事に集中したいのはもちろん、色々な人に会うということも、以前に増して大切にしたいと思うので。だから、人の夢って変わるんだなって思ってます。
−−はあちゅうさん、今日はありがとうございました!
【info】
はあちゅう/本名:伊藤春香(いとうはるか)
肩書:ブロガー・作家
慶應義塾大学法学部政治学科卒。在学中にブログを使って、「クリスマスまでに彼氏をつくる」「世界一周をタダでする」などのプロジェク トを行い、女子大生カリスマブロガーと呼ばれる傍ら、レストラン、手帳、イベントをプロデュースするなど、「はあちゅう」名で幅広く活動。
2009 年電通入社後、中部支社勤務を経て、クリエーティブ局コピーライターに。
2011年12月に転職し、トレンダーズで美容サービス、動画サービスに関わる。
2014年9月からフリーで活動中。催眠術師資格保有。
公式ブログ:はあちゅう主義。
Twitter:@ha_chu
[ライター・カメラ/木村衣里]
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