みなさんこんにちは、lamp編集部木村です。

1月12日は成人式。
我が国日本では、20歳をさかいに成人として認められ、いわゆる「大人」として扱われるようになります。
「大人になったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」目的で開催される“成人式”は、一生に一度、誰もが必ず通る道……

しかし、最近ではその成人式に参加しない人も増えているといいます。
たしかに、すでに社会人として働いている人にとっては、行きたくても行けないかもしれないし、
逆に成人式に全照準を合わせ、並々ならぬ気合いで挑む人もいることでしょう。

そこで今回は、成人して立派な大人として活躍している人生の先輩方に、自身の成人式エピソードを語っていただきました。

これから成人式を迎える人は参考にするもよし、すでに大人として世に放たれている人は20歳の頃の自分を思い出して懐かしんでください。

参加しなかった派のエピソード

「私は成人式に参加しませんでした。というのも、振袖の着付けや、美容室の予約、ネイルまで完璧に準備していたにも関わらずインフルエンザを発症……どうしてこのタイミングで!?　と、自分の免疫細胞を恨みました。友達は気を使ってことあるごとに写メを送ってくれたのですが、体が弱ると心も弱るようで情けなさと悲しさでひたすら泣いていました」
（25歳・東京都）

「高校を卒業すると同時に就職したため、成人式には参加せず……会社はお休みをくれると言ってくれたのですが、お客さんとの大事な約束がはいってしまったために出席を諦めました。だけど、その後友人たちと集まってお祝いをしたり、会社の人から成人祝いとして腕時計をもらったり……式典には出られなかったけど、わたしにとっては良い思い出です！」
（24歳・千葉県）

「そもそも、同窓会などの集まりに誘われた訳でもなく、一緒に参加する友だちもいない。それなのに参加する必要があるのか疑問に思ったため参加しませんでした。親には前撮りだけでも……と言われましたがそれも断ったため、成人式に関する写真やものが何一つありません。人間、放っておいても20歳にはなるわけだし、そんなに特別視しなくてもなあ〜と思っています」
（21歳・東京都）

参加した派のエピソード

「中学に進学すると同時に引っ越してしまった初恋相手のK君。成人式をきっかけに再会したい！　と意気込んで、ありとあらゆるツテを頼りになんとか同窓会へのお誘いは成功。当日、『どんな声になってるかな、背は伸びてるよな、彼女……いるのかな』と色々な思いを巡らせながら会場へ……すると、そこには誰がどう見ても“金髪ブ◯野郎”とニックネームをつけたくなるようなK君の姿が……あまりのショックに言葉も出ず、むしろそのせいで具合が悪くなり、そのまま家に帰りました」
（28歳・茨城県）

「高校の同窓会で盛り上がった挙句にお酒を飲み過ぎ、それ以降の記憶があいまいに……あとから聞いた話によると、高校時代好きだった人にキレながら『あのときは好きだったのに！』と絡んでいたり、わたしを介抱してくれる友だちに『そういう優しさいらないから！』と、大暴れだった様子……初っ端からやってしまった、と反省し、いまでは泥酔する前に『この先何か変な発言をしてもそれはわたしの意思じゃない！』」と宣言するようにしています」
（23歳・埼玉県）

「晴れて成人！　ということで、高校で仲の良かった友人数名と、当時の担任と一緒に飲みに行きました。お酒がまわり、少し気が大きくなったわたしはあろうことか、当時、先生に抱いていた淡い恋心を告白……その場ではありがとうな〜くらいで流され、少し凹んでいました。しかしその後、先生から正式にお付き合いをしないかと告白され結婚に至りました（笑）お酒での失敗エピソードはいくつもありますが、これが唯一のお酒の成功エピソードだと思います」
（29歳・東京都）

いかがでしたか？
成人式に参加しない人は、その理由に納得したうえで決めたので後悔はしていないとのことでした。
初恋相手の変わってしまった姿を見るのはなかなかキツいもの……思い出を美しいままにしておくため、参加しない。というのも一つの選択肢かもしれませんね。
とはいえ、毎年大多数の人が参加する成人式。20歳になり、晴れて解禁されたお酒類ですが、その付き合い方は人生に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。

お酒は20歳になってから。20歳になってからは節度をもってお酒を楽しみましょう。もう立派な大人ですからね！

［ライター／木村衣里］