インフル予防とダイエット、一石二鳥の食材とは!?
毎年この時期になると流行り出すのがインフルエンザ。
みなさんの周りにも、すでにインフルエンザにかかっている方はいませんか?
高熱が何日も続き、嘔吐や下痢を繰り返すなど普通の風邪よりも相当ツラい症状に襲われますよね。
一般的に実践されている予防法としては、基本的なうがい・手洗いの他に、インフルエンザ予防ワクチンがあるかと思います。
このワクチンは、毎年流行するであろう3つの型をミックスして作られています。しかし、インフルエンザウイルスは毎年微妙に変化している上、あくまで流行する前に予想してミックスしているため、ワクチンと流行ウイルスが適合しない場合もあります。
数千円を払って予防接種を受けてもインフルエンザウイルスへの“感染”自体を防ぐことは出来ないので、『ワクチン接種したから大丈夫!』とは言い切れないのです。
「せっかく痛い思いしてまで注射打ったのに結局かかっちゃった〜」という経験がある方も中にはいるかもしれませんね。
(わたしの周りには毎年数人います)
そこで今回は、普段の食事に取り入れるだけで「インフルエンザ予防」をしながら、体重増加を防いでくれたり、美肌効果も得られちゃう一石二鳥な方法をご紹介します!
インフルエンザと風邪の違い
まずはみなさん、インフルエンザと風邪の違いってご存知ですか?
インフルエンザも風邪も、同じくウイルスが気道へ感染することによって起こります。
しかし、インフルエンザの原因となるウイルスは風邪を起こすウイルスとは異なり、症状の重さも異なるので全く別の病気だと考えておいた方がよいでしょう。
インフルエンザの場合も、風邪と同じような症状が見られますが、症状が重く全身症状をともなうことが多いです。
また、インフルエンザ脳症や肺炎などといった重い合併症を起こしやすいことも風邪とは異なりますので、充分に気をつけなければいけません。
ダイエットとの一石二鳥
では、実際にどんな食材を積極的に取り入れていくべきかというと、それは「きのこ」!
きのこといえば、みなさんご存知のように低カロリーでダイエット中の女性にとって強い見方になる存在です。
しかし、きのこの実力はそんなものでは終わりません。
きのこの特有成分『β‐グルカン』には体内の免疫機能を活性化してくれる効果があるのです。
ウイルスや細菌などの侵入を即座に感知し、無害化するしくみを強化してくれるので、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかるリスクを低減してくれます。他にも“ビタミンD”(免疫力アップ、ガン、糖尿病などに効果的)や“食物繊維”(整腸作用、血糖値の抑制、血中コレステロースの低下などに効果的)が豊富に含まれているため、身体の中から強く、美しくなりたい女性にぴったりの食材と言えます。
きのこの他にも、魚類はビタミンDが豊富な食材と言われており、同じくオススメです。
美肌効果との一石二鳥
続いて紹介するのは“乳酸菌”です。
(食材じゃないじゃん、というツッコミはとりあえず胸にしまっておいて下さい)
みなさんもご存知のとおり腸の中には、善玉菌と悪玉菌が存在しており、この善玉菌に代表されるのが“乳酸菌”です。乳酸菌といってもビフィズス菌やLG21などなど、その種類は40種類以上と言われています。これらの乳酸菌は、腸内環境を良くしてくれることで有名ですよね。こうして腸内をキレイにすることが免疫力アップに繋がり、他にも抗菌作用、抗がん作用、そして腸の動きを活発にすることで美肌にも効果が期待できます。
乳酸菌を多く含む食材ときくと、ほとんどの方が「ヨーグルト」などの乳製品を思い浮かべると思うのですが、その他にもキムチや納豆、お味噌などの発酵食品も乳酸菌を多く含んでいます。
内側から強く美しく!
今回は免疫力を高めてくれる『ビタミンD』と『乳酸菌』が豊富な食材をご紹介しました。
これからの季節にオススメなのは、きのこ類を入れた魚介鍋や、きのこのお味噌汁。
身体を温めることも免疫を強くする上で重要なポイントとなるので、相乗効果が期待できます。
みなさんもこの冬は免疫力をアップしてインフルエンザに負けない身体をつくりながらも、低カロリーでヘルシーな食事で冬太りを防止しましょう!!
[ライター/木村衣里]
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