大人女子のための2分で読めるウェブマガジン美シャイ- Beautiful shining
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2016/11/18

音楽好き男子にモテよう!!【後編】~ダサいCDジャケット編~

音楽好き男子にモテよう!!【前編】の続きです。

せっかく素敵な人に出会ったのに、「価値観が合わないから仲良くなれそうにない」なんて思われたら悲しい……だったら無理やり価値観を合わせちゃおう! というこの企画。
前回の特集で少しは音楽好き男子と仲良くなれたでしょうか?

前回の特集ではイマイチ仲良くなれなかったというあなたも大丈夫!
ダサいCDのジャケットトークで、音楽好き男子のハートをキャッチしちゃいましょう!!

ダサいジャケット講座

※あくまでも「音はかっこいいのに、ジャケットとギャップありすぎィ!」という素敵なCDの紹介であり、内容をディスるつもりは毛頭ありません。むしろ、この記事を読んでまさにジャケ買いしてくれることを望んでいます!

さて、人の感性はそれぞれなので「ダサい」と思うツボも、当たり前だけど人それぞれなのであります。
「ダサいジャケット」として話題にあがるCDジャケットには、いくつかのパターンがあるように思われます。

①シュールすぎて常人の理解を超えているもの

②雑コラ感漂うもの

③コテコテのメタル感のもの

本当はもっと細分化できそうですが、個人的見解による「ダサいCDジャケット」の三大ジャンルをご紹介していきます。

でるわでるわの名作ダサジャケットCD

①シュールすぎて常人の理解を超えているもの

アーティスティック過ぎて一般の感性から大きく離れてしまった、芸術的すぎるジャケットはここに当てはまります。

RIOT「NARITA」(ライオット/ナリタ)

力士×……?

力士×……?


この曲、ジャケットに似合わず(?)ハードロックでめっちゃかっこいい曲です。えと……アザラシ?

The Beatles「Yesterday And Today」(ビートルズ/イエスタデイ・アンド・トゥデイ)

yesterdayandtoday

ひいいいいい!


ぎゃあああああああ! ビートルズ怖いぃぃぃ!!
こちら、現在はすでに回収されてしまっているためプレミア商品らしいです……。

②雑コラ感漂うもの

「雑コラ」とは「雑なコラージュ」のことで、合成感が隠し切れないコラージュのことを言います。
なんか素人感漂うデザインだったり画像の解像度が荒かったりするのもここに含ませたい。

Gerhard Polt「Leberkas Hawaii」(ゲルハルト・ポルト/レバーケース・ハワイ)

神妙な表情である。

神妙な表情である。

その顔やめてー!!

SOUL’d OUT「Singin’ My Lu」(ソウルドアウト/シンギン・マイ・ル)

飛んでる

飛んでる


並みいる競合を抑えて邦楽から見事ランクイン。
なんだろう、躍動感が皆無なせいか合成感が拭いきれない。

③コテコテのメタル感のもの

実は、ダサいジャケットの話題でよく引き合いに出されるのは「メタル」のジャンル。
メタルのCDジャケットには、炎やモンスターがいたりすることが多く「メタルらしさ」あふれるジャケットとなっています。

LOST HORIZON「Awakening the World」(ロストホライズン/アウェイクニング・ザ・ワールド)

Awakening-the-World

禍々しい……!


いいメタルっぷりですね。「読みにくい文字+モンスター+半裸+残虐さ」の4コンボです。

Yngwie Malmsteen「Fire & Ice」(イングウェイ・マルムスティーン/ファイヤー・アンド・アイス)

大正義

大正義


恐縮ながら大御所連れてきました。かっこいいポーズを決めながらも「これどこよ!?」とつっこみたくなる愛らしさ。
炎が“ファイヤー”要素と“アンド”を兼任してるところがまた、たまらなく良いジャケットです。

ダサいCDジャケット探し

さて、せっかくなので自分の持っているCDの中からも「ダサいCDジャケット」を探してみました。
じゃーん!ひとつめはこちらー。

Aiphex Twin「Richard D James Album」(エイフェックスツイン/リチャード・ディー・ジェームズ・アルバム)

piphex_omote
エイフェックスツインの名盤アルバムです。
「確かにジャケットの顔は怖いけど、上の奴らに比べたらパンチが少ない」と思うかもしれませんが、無問題です。
このジャケット、CDケースから取り出すと……

!!!

!!!

裏表紙はなんと鼻の毛穴がびっしりアップに。

ぎゃあああ! き、気持ち悪い!!

ちなみにジャケット裏面も鼻の毛穴のコラージュです。上級者向け過ぎる……!

gossip「Standing in the Way of Control」(ゴシップ/スタンディング・イン・ザ・ウェイ・オブ・コントロール)

gossip

この曲は、様々なアーティストにリミックスされ、一時クラブシーンでかかりまくっていた曲です。

曲はかっこいいんですけどこちらの選出理由は単純に……

気になります。

気になります。

脇が、すごく、……気になる。脱毛サロンを勧めてあげたい。
脱毛処理の必要性を問題提起しているジャケットでした。

いかがでしたか?
今回は「曲自体はかっこいいのにジャケットがダサいCD」をご紹介しました。
前編と後編で紹介した話題で音楽好き男子と盛り上がれば、距離がぐっと縮まること間違いなし。

計らずしも最後は脱毛処理について考えさせられてしまいましたが、厚着するイマの季節って、脱毛サロンに通いだすのにいい季節だって言いますよね……?
今から脱毛をはじめて、来年の夏にはつるつるの脇と音楽好き彼氏をゲットしちゃいましょう!

……ってあれ? こういう趣旨だったっけ?

トップ画photo:SCA Svenska Cellulosa Aktiebolaget

[ライター/ちぷたそ