みなさんこんにちは。ライターのちぷたそです。

突然ですが、みなさん。
「サブカル女子」はお好きですか!?

うん。みんな気になっている様子。

自分をサブカル女子だと自覚しつつある人もいるようですね。
ぜひともその芽を育てたいです。

近年目にするようになった「サブカル女子」とは、「サブカルチャー」を好む女子のことなのですが……
そもそもサブカルチャーとはいったい何ぞや。

サブカルチャーとは

特撮、アニメ、アイドル、ゲームといったいわゆる「オタク趣味」的なもの、もしくは、一般的に「マイナー」や「マニアック」とされる趣味が入るようです。

その他の例を挙げていくときりがないのですが、バンド好きや現代アート好き、鉄道マニアや工場見学、B級スポット好き等、サブカル好きの中でもさまざまなジャンルに分かれます。

ただ、文化のジャンル分けは非常にデリケートな問題。
人によって解釈が違うので、わたし個人の解釈がかなり入っていることをご了承くださいませ！

今回はみんなが気になっている存在のサブカル女子を、様々なシチュエーションでやさしく説明します。

複数当てはまったらあなたも立派な「サブカル女子」かもしれません……！

１.サブカル女子はすぐ“ヴィレヴァン”に住みたがる

サブカル女子ならだれもが一度は発したことがあるであろうこの言葉。

サブカルファンの聖地、「遊べる本屋」でおなじみヴィレッジバンガード。
今や全国に400店舗もあるそうで、サブカル女子・男子も同様、全国に多数生息しているようです。
（2014/10/15現在の数字※ヴィレヴァンサイトより）

そんなサブカル女子から熱烈な支持を受けるヴィレヴァンに行けば、表面上にはわかりづらい彼女たちの気持ちがわかるかもしれません。

なお、ヴィレヴァンの部分は「ジュンク堂書店」「ディスクユニオン」に置きかえることも可能です。

２.サブカル女子の口癖は「ちょっと写真撮り終わるまで待ってて！」

サブカル女子は写真命です。呼吸をするように日常をドラマティックに切り取り続けます。

友達とご飯を食べるということは、料理の写真を撮ってトイカメラ加工してSNS上にアップするところまでがセットなのです。
せっかくのお料理が冷めちゃう……とイライラする気持ちを抑えて、まずはサブカル女子の奏でるシャッター音に耳を傾けてみましょう。

なお、サブカル女子が好む雰囲気のいいカフェは、「高い・量が少ない・美味しくない」
と男性からは不評だったりします……。

３.サブカル女子は結局「アイドルとか可愛い女の子好き！」って言ってる自分が好き！

サブカル女子は全体的にアイドル好きが多いのです。

アイドルは好きなのですが、実はそれよりも好きなのが「アイドルという男性向けのカルチャーに寛容な自分」。
他にも、アイドルに「こんな可愛い女の子になりたかった自分」を重ねて応援してみたりもします。

アイドルのような年端のいかない少女たちの「未成熟を愛おしむ文化」は日本独自の文化らしいですよ。

４.サブカル女子の鉄板“綾野剛”！「この人って昔のZIPPERに当時の彼女と載ってたんだよね」

みんな大好き綾野剛！　(サブカル女子含む)

ただ好きといえばいいだけなのに、一緒に余計な情報を教えてくれて優位に立ちたがるのがサブカル女子。

この発言には「そんな過去も含めて綾野剛が好きな寛容な自分」に酔いしれる側面もあります。

「すごーい！　詳しいんだねー！」と返して彼女の自尊心をヨイショしてあげましょう。

５.「テクノ好きって言うと大体『Perfume？』って言われる(嘆)」

音楽も好きなサブカル女子。

PerfumeはPerfumeで好きだよ？プロデューサーの中田ヤスタカは天才だと思うし、アルバム何枚か聴いたしライブでの演出もクオリティ高い。
でもPerfumeは「テクノ」ではなく「テクノポップ」なんだ!!
と、好きな音楽の話になるたびに同じ展開になるので、サブカル女子は疲れています。

そんなテクノ好きサブカル女子のオススメする音楽は、全く一般受けしません。
友達に勧めると「つまんない」「なんかこわい」って言われてCDを返されるのがオチです。

６.「マンガすっごい好きって言ってたのに……メジャー作品しかでてこねぇ」

サブカル女子はマンガの話が大好き。

サブカル女子は、相手が好きなマンガのタイトルから
相手のサブカル戦闘力を計る特殊スカウターを心の中に持っています。

そんなサブカル女子は「メジャーなもの」を避ける傾向にあります。
その為、いくら面白くて人気がある作品も、「メジャーだから」という理由で見向きもしません。

マンガ好きって言ってた人から、誰もが知ってる王道メジャー作品の話しか出てこないと
少しガッカリしてしまいます。

知識に自信がないという方はサブカル女子に会う前に「藤子F不二雄SF短編集」を予習してみましょう。
こちらは「ドラえもん」で有名な作者の昔の作品短編集。ちょっとダークで不思議な作品ばかりです。
「こいつ、できる！」扱いされるかもしれません。

７.「趣味が多すぎて経済的に死ぬ」

サブカル女子は趣味に生きる人。

サブカル女子は基本、自分の生活よりも欲しい物優先です。

今月新刊のマンガや好きなバンドの新譜、カメラのレンズも新調したいし洋服もほしい。
ライブも行きたいし可愛い雑貨も欲しいし可愛いカフェでまったりするにもお金がかかる。
表面上、優雅にSNS上でカフェの写真をアップしている彼女も、経済状態は常に火の車です。

そして一度こうなってしまったらもう戻れません。物欲は一生付きまといます。

愛すべきサブカル女子

いかがでしたか？
こだわりが強くてプライドが高くて一見めんどくさいサブカル女子。

そんなサブカル女子は一度心を開くととことん懐くし、オススメのマンガやCDを貸してくれるとっても頼もしい存在！
彼女たちがそれぞれ持っている独自の世界観も面白いものです。

「何でそんなこと知ってるの？」という無駄知識に富んだ彼女たちと実際に話してみると、今まで知らなかった新しい世界が見えてくるかもしれません！

「もしかして自分もサブカル女子かも……？」と思ったあなた！

どっぷりいきましょう！サブカルという名の底なし沼に!!

この記事で新たなサブカル女子が増えることをひそかに期待しております。

［ライター・イラスト／ちぷたそ］