ダイエットのヒントは旧石器時代にあり!?　 NYで話題の食事法「パレオダイエット」とは

2018/01/18

ダイエットのヒントは旧石器時代にあり!?　 NYで話題の食事法「パレオダイエット」とは

この記事は約2分31秒で読めます

ダイエット法は数あれど、健康志向の強いニューヨーカーの間で密かに話題となっているのは、なんと“原始的”な食事法。今回は旧石器時代の狩猟採集型の食生活を取り入れる「パレオダイエット」についてご紹介します。

パレオダイエットとは

パレオリシック（旧石器時代）の狩猟採集型の食生活を取り入れる食事法。自然界から手に入るものだけを食べていた旧石器時代の人々は身体が強く、とても健康的であったことからその食生活が注目されるようになりました。この食事法を実践すると、短期間で健康的かつ、皮下脂肪の少ない身体を手に入れられるとされています。

なぜニューヨーカーたちの間で話題に？

元々は1970年代に発案されたパレオダイエット。しかし近年のフィットネスブームに合わせて野菜とタンパク質を中心とした食事法が推奨されるようになり、改めて話題に。また、女優のミーガン・フォックスやジェシカ・ビールといったセレブが実践したことで、その存在がより広く知られるようになりました。

パレオダイエットのルール

パレオダイエットにおける食べていいものとそうでないものは、狩猟型時代のものか農耕型時代のものかで分けられており、グルテンフリーが基本。味付けはシーソルトやハーブ、スパイスを使用し薄味を心がけます。

【食べてOKなもの：狩猟型時代のもの】
野菜、ナッツ、フルーツ、牧草飼育の肉・魚・卵、アーモンドミルク、ココナッツミルク、一部の油分（ココナッツオイル・アボカドオイル・オリーブオイル）

【原則食べてはNGなもの：農耕型時代のもの】
穀物、パスタ、パン、とうもろこし等の炭水化物、豆類、乳製品、加工食品、一部の油分（サラダ油・ごま油・コーン油、キャノーラ油）、精製された醤油や砂糖などの調味料

気になる効果

太りやすい体質を作ってしまうオメガ6脂肪酸を含む油をカットするほか、穀類や炭水化物の代わりに野菜の摂取量を増やすことで、ビタミンや植物繊維による美容効果を高めながら自然な減量をすることが可能。また、高タンパク質の食事なので、運動と合わせれば筋力アップも。さらに砂糖やグルテンを摂らないので糖尿病などの成人病が予防できるとされています。

最初から厳密にルールを守ろうとするとストレスになって挫折してしまうことも。始めの頃は週の食事の一部をパレオダイエットの食事法に置き換えるなど、徐々に慣れていくようにするのが長く継続するポイントです。