大人女子のための2分で読めるウェブマガジン美シャイ- Beautiful shining
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2017/05/14

サードウェーブ系男子がいるならサードウェーブ系女子になって、わたしは丁寧に淹れたコーヒーを楽しむ生活をしてみたかった

こんにちは、普段は文を書いたり絵を描いたり、ゴミっぽい工作をしたりしてます。ちぷたそです。

さて、2月に日本に初上陸した『ブルーボトルコーヒー』。アメリカはカリフォルニアに本拠地を置くコーヒーの生産販売企業です。
日本の喫茶店にインスパイアされて、1カップごとに丁寧に淹れるコーヒーは香り高く、スターバックスコーヒーに代表される「シアトル系」に続く、新しいコーヒーカルチャーとして「サードウェーブコーヒー」なんて呼ばれたりします。
豆の産地を重視し、豆の特徴を最大限に活かして、特別な1杯を追求するのが特徴なんだとか。

そしてそんな「サードウェーブコーヒーを飲んでいそうな男子」を指して辛酸なめこ氏が命名したのが「サードウェーブ男子」。あえてスタバではなくブルーボトルコーヒーに行くタイプの、いわゆる上質な暮らしというのを営んでそうな男子のことです。

でも、最近ではおしゃれ感度の高い女子たちも、マイボトルの中にフルーツと水、あるいは炭酸水を入れて「マイデトックスウォーター」を作って持ち歩いているらしい。女子にも第三の波、来ちゃってるんじゃない?

サードウェーブ女子のデトックスウォーター

すんごいカラフル

いいなあ……わたしはネット環境がないと生きられないし、ごちゃごちゃした場所が好きなサブカルクソオタクだけど、この雰囲気憧れる。わたしにもサードウェーブ女子は目指せるのかな? そもそも、コーヒーが飲めないんだけど。

というわけで、前置きが長くなりましたが、今回はサードウェーブ系女子を目指してみたいと思います。

サードウェーブ男子女子の、ちぷたその勝手なイメージ

ここで、まずわたしの勝手な「サードウェーブ男子女子」のイメージを紹介します。

サードウェーブ男子の勝手なイメージ

サードウェーブ男子の勝手なイメージ


サードウェーブ女子の勝手なイメージ

サードウェーブ女子の勝手なイメージ

雑誌でいうと男性は『POPYE』や『Casa BRUTUS』女性は『リンネル』や『クウネル』を愛読してそう。サードウェーブ系は通勤ラッシュになんて巻き込まれることなく、ロードバイクで颯爽と通勤しているんです、きっと。
丁寧に淹れるコーヒーを楽しむ精神的なゆとりがあったり、自然派でアクティブだけど流行感度が高かったり、休日は庭いじりを楽しんだりする上質な暮らし。ああ、サードウェーブ系になりたいぞ。

よし、サードウェーブ系に変身だ!

とりあえず、サードウェーブ男子女子がいそうな所へ行ってみる

まず、「上質な暮らし」を楽しむひとたちを実際見に行って勉強しようと、5月9日・10日に京王多摩川付近で開催された「東京蚤の市」に足を運ぶことにしました。まさにほら、サードウェーブじゃないですか、シェアするって。

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蚤の市とは、ヨーロッパ各地の大都市で、春から夏にかけて教会や市庁舎前の広場などで開かれる古物市のこと。「蚤の市をぜひ日本でも」ということで、2012年から古着や古書や骨董品などをたくさん集めて「東京蚤の市」は開催されています。

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けど、イメージしていた以上に人が多かった! トイレやフードエリアも行列が出来ていて、お店には人だかり。これは結構体力持って行かれる……「上質な暮らし」を楽しむのも楽じゃない。

やっぱり、わたしは「サードウェーブ女子」にはなれないのか……

がっつりがダメなら、ライトに取り入れればいいじゃない

でも、わかったことがあるんです。サードウェーブ系の人たちは、わたしたちが気分転換にするようなことをそのままいつものライフスタイルにしているから惹かれるし、ちょっと妬ましくも思うんだ。

だとしたらさ、緑が豊かな公園に行くだけでも気分転換になるし、喫茶店で上質な一杯を楽しむのはもちろん気分転換。たまに外食で美味しいものを食べたり、パートナーと一緒にクラフトビールを飲んだりすることも、わたしの「上質な暮らし」なんだ。

というわけで、背伸びをしなくてもいわゆる「上質な暮らし」を楽しんでいた自分に気付くことができたのでした。なにもみんなと同じカフェに行ったり、服を着たりしなくてよくて、自分の身の丈に合ったサードウェーブがあるんですよ。

みなさんにとってのサードウェーブとはなんですか? そもそもブルーボトルコーヒーに行ったことがないのでぜひ行ってみたいのですが、そんなわたしの目標は「コーヒーを美味しく思えるようになる」ことです。

だってアレ、苦くない?