【上京一年生】〜北海道出身 ゆっぴさんの上京物語〜
「地元で頑張ってきたことを東京でも試してみたい」
この連載で紹介するのは、上京して一年未満の女性たち、それぞれの上京物語。みなさんが勇気を持って一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。
今回の“上京一年生”は北海道出身のゆっぴさん。短期大学卒業後、地元北海道でアパレル関係の仕事を経て、今年の4月に上京。現在は二子玉川で、アパレルショップの副店長として働いているそうです。
−−上京したきっかけは?
短大を卒業してから5年間アパレルで勤めていたのですが、そのブランドの店舗が今年の1月末でなくなってしまって。閉店と同時に退職になったことが、上京を決めたきっかけですね。退職して間もない時期は「どうしよう」と不安でしたが、自分の好きな接客業を東京でやってみたいという思いがあったので、その気持ちを会社の上司に伝えたら、運良く今の職場を紹介してもらえました。札幌も人は多いですが、東京の方がいろんな人を接客できるのかなという期待もあり、地元で頑張ってきたことを東京で試してみたいという気持ちが強かったですね。
−−実際に上京してみて、どうですか?
私は家族が大好きなので、絶対にホームシックになって毎日泣くんだろうなと思っていたんですが、意外なほど問題なく過ごしています。むしろこうして家族と離れてから、以前よりも家族とのつながりを感じるようになりました。今は父親が単身赴任で横浜に住んでいて、月に一度親子でデートをしているんです。次に会うときには買ってある父の日のプレゼントを渡す予定です。
−−仕事面で大変なことはありますか?
今の職場はオープン時から副店長として働くことになったので、自分が仕事を覚えつつ、スタッフの子を育てなければいけないというのが大変ですね。以前勤めていた店舗でもスタッフの育成はしていたので、その経験を活かして頑張っています。
−−上京する前と後で、一番の変化は?
初めての一人暮らしなので、やっぱり親がしてくれていたことの多さに気が付くことができたことですね。働きながらの一人暮らしは忙しく、すべて頑張ろうとすると大変なので。お弁当作りでも何でも、自分が続けられる程度にうまく手を抜くのがコツだと気がつきました。
−−では5年後の自分はなにをしていたいですか?
以前勤めていた店舗で、閉店前の1週間はほとんど休憩に入れないくらい顧客様が来てくださったんです。なかには感謝の言葉と一緒にプレゼントやお花をくださる方もいて、本当は私たちが感謝を伝える立場なのにと思って、最後の頃は私もずっと泣いていました(笑)。その経験があったから、自分が今までやってきたことは間違いじゃなかったと思えたし、東京に来る原動力にもなったんですよね。だから5年後は、そういうお客さまとの関係を東京でもたくさん築くことができたらいいなと思います。
【お話を聞いた人】
ゆっぴさん(25歳)
出身地:北海道札幌市
好きな言葉:楽しく
好きな地元の味:味噌ラーメン
[カメラ/木村和平 ライター/アベユーカ]
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